虹彩認証ソリューションIris Recognition solution
従来のICカードやパスワード方式では対応しきれない
「なりすまし」や「情報漏洩リスク」への対策。
安全管理・情報保護レベル向上のための
次世代生体認証技術
高精度・非接触・偽造耐性に優れた次世代の生体認証技術。
虹彩認証は、目の虹彩模様を個人識別に活用する生体認証技術です。その高精度・非接触・偽造耐性の高さから、重要エリアの入退管理や本人確認業務に広く採用されています。
当社では、高解像度カメラと独自アルゴリズムにより、瞬時かつ正確な虹彩認証を実現。眼鏡やマスク着用時でも認識可能な設計により、現場環境でのストレスを最小限に抑えます。
主な特長
- ■ 誤認率0.0001%(約100万回に1回)の高精度認証
- ■ 非接触方式で衛生的かつスムーズな運用
- ■ 虹彩は生涯変化しにくく、長期的な信頼性を確保
- ■ 顔認証との併用による二要素認証にも対応
- ■ オートティルト機能により、身長差に関係なく認証可能(±20度の物理調整)
- ■ 友連れ防止機能:2名以上の顔が映ると認証モードに入らず、不正入場を防止
- ■ 眼鏡・ソフトコンタクト対応/暗所でも赤外線(IR)で認識可能
- ■ 最大7万人まで登録可能(顔認証は3万人まで)
主な用途例
- ■ 製造工場のセキュリティゾーン入退室管理
- ■ 研究施設・データセンターのアクセス制御
- ■ 本人確認が必須となる業務アカウントの認証
- ■ 高セキュリティが求められる公共施設・金融機関・空港など
CMI TECH製品の高性能カメラと、
SORESTによる
柔軟なシステム連携により、
施設規模や運用形態に応じた最適な虹彩認証環境を構築



EF-70
5.0 インチ ディスプレイを採用。40 ~ 70 cm の距離で、システムの音声案内に従って目の位置合わせる事で認証が出来ます。1台の装置で、虹彩認証、顔認証、ICカード認証、数字パスコードに対応し、組み合わせも自由です。虹彩を20万件、顔を5万件、登録できます。

EEF-45
5.0 インチ ディスプレイを採用。35 ~ 45 cm の距離で、システムの音声案内に従って目の位置合わせる事で認証が出来ます。1台の装置で、虹彩認証、顔認証、数字パスコードに対応し、組み合わせも自由です。ICカード既設の環境への追加設置にお勧めです。虹彩を7万件、顔を3万件、登録できます。
認証精度の比較
| 認証方式 | 誤通過率 | 実際の誤通過頻度 |
|---|---|---|
| 虹彩認証 | 約0.0001% | 約1,000,000回に1回 |
| 顔認証 | 約0.01% | 約10,000回に1回 |
| ICカード | 貸し借り可能なため精度を計測できません。 | |
| 警備員 | 役職者や常連者、急いでいる演技に弱いため、 精度を計測できません。 |
|
何事においても完璧はありませんが、警備員が立ったとしても、さまざまな作業ミスがあります。
顔認証やICカードは、警備員が立って管理する作業を、工数や利便性の面から簡素化、コストダウンするものであるのに対して、虹彩認証は、警備員やICカードによる管理より厳格化できるというものです。
光彩認証は、顔認証やICカードをアップグレードするものではなく、意味が異なるのです。
運用形態と管理機能
単体利用(スタンドアロン)
● 管理者がID・パスワードを入力後、入場者の虹彩を登録
● 小規模施設や限定エリアでの運用に最適
ネットワーク利用(複数台連携)
● 管理PCを設置することで統合管理が可能
● 一か所で登録すれば、他の場所でも入場可能
● 場所ごとの入場権限設定(誰がどこに入れるか)
● 入場履歴の確認が可能
● 社内システムとのAPI連携にも対応(SORESTによるソリューション)
導入メリット
| 項目 | 虹彩認証のメリット |
|---|---|
| セキュリティ | 誤通過率0.0001%で極めて高精度 |
| 運用性 | 非接触・眼鏡対応・暗所対応 |
| 拡張性 | 最大7万人登録・複数拠点連携 |
| 信頼性 | 虹彩は生涯変化しにくく、長期運用に最適 |
| 柔軟性 | API連携・権限設定・履歴管理に対応 |
虹彩認証の利用分野
利用分野
● 一般企業の出退勤管理
● 小規模施設や限定エリアでの運用に最適
●工場、研究所など、帽子・マスクが必須の環境での入室管理
●化学、金融、原子力、防衛など、高セキュリティエリアの入退室管理
CMI TECHの日本国内での事例
● 原子力発電所 ● 一般企業の出退勤管理 ● 組み立て工場(大手電機各社)
● 食品工場 ● 研究所 ● 病院 ● その他
虹彩認証の導入事例(衛生)
高い感染病対策への意識、厳格な食品衛生時代の個人特定
● 両手に荷物をもって ● 帽子をかぶり ● マスクをして
確実に個人認証するには、虹彩認証が最良の解決策です。
静脈や指紋認証など、接触の可能性のある認証は、悪意を持った感染病流布によって簡単に破られてしまいます。すきのない防御は、産業スパイやテロの対象とならないための最良のアピールです。

虹彩認証の導入事例(研究所)
履歴管理を含めた極めて厳格な入退室管理
● 個人ごとに、入れる部屋、入れない部屋の管理
● 入室時間、退室時間、滞在時間の管理
● 入室時の写真の保存

機器単体利用での虹彩の登録方法
ネットワークに接続せずに、1台で利用するときは、管理者が、ID/Passwordをタッチ入力した後に、入場者の虹彩を登録します。

複数台をネットワーク上での連携するときは
● 管理ソフトウェア CMID Manager (Windows11 PRO対応)を利用します。
●CMID Managerは、LAN上のすべてのEF-70/EF-70システムを自動的に検出します。
●ネットワークで接続された EF-70/EF-45 のいずれかのデバイスで登録された虹彩情報/顔情報は、CMID ManagerのPCで管理され、利用者の指示により別のデバイスにダウンロードすることができ、統合的な管理を実現することができます。
●個人ごと、グループごとに、認証できるデバイスを指定したり、認証方法をデバイスごとに指定したりすることができます。
サマリー
●複数台で利用するときは、管理PCを置くことにより、統合管理ができます。
●一か所で登録すれば、他の場所でも入場できます。
●場所ごとに、個人ごとの権限を設定できます(どこに、だれが入れるのか)
●入場の記録は、PCから確認できます。
●社内システムのAPI連携が可能です。


虹彩認証の個人情報保護法における位置づけ
● ICカードは、ICカードに写真が貼られていたり、内部のチップの氏名、年齢などが記録されていれば一般的な個人情報となります。反対に上記のような個人に結び付く情報がなければ個人情報ではなく、カードやデータベースの個人情報としての管理は不要です。
●顔認証は、顔情報を保管するデバイスやサーバーは管理が必要な個人情報となります。顔情報に氏名や住所などの情報が付加されいなくても、その情報が漏れたときには、最低でも、その組織に、その人が所属しているということが明確になりますので、個人情報としての管理が必要です。
●虹彩情報は、確実に個人を特定でき、経年による変化もなく、その情報を用いて様々な認証を行うことが可能であることから、指紋や静脈などと同じ、若干、高度な情報管理が必要になる個人情報です。
●「若干、高度」と、あいまいな書き方をしたのは、虹彩情報は、要配慮個人情報(特定機微情報)として特別な管理が必要な病歴や戸籍情報とは異なり、法律上は特別な制限が無いことによります。
概要仕様
| 型番 | EF-70 |
| サイズ | 180 x 150 x 32mm (壁面用のマウンタ鉄板を除く) |
| 重量 | 900g |
| 電源 | DC 12V (ACアダプタ同梱)、またはPoE(有料オプション) |
| 消費電力 | 25W |
| 検知距離 | 50cm から 70cm |
| ネットワーク | 100/1000base/T(Wi-Fiはサポートしません) |
| 検知距離 | 40cmから70cm |
| 認証方法 | 虹彩認証、顔認証、ICカード認証(MIFARE)、パスワード |
| 出力方式 | 接点出力 |
| 表示言語 | 日本語、英語、中国語(繁体字/簡体字)、韓国語、スペイン語、イタリア語、アラビア語、ロシア語 |
背面コネクター
インタフェース
● TCP/IP(Ethernet) ● Wiegand IN, Wiegand OUT,
● GPI x 4 ● RS-485 x 2, ● RS-232 x 2 ● contact relay

CMI TECH製品の高性能カメラと、SORESTによる柔軟なシステム連携により、施設規模や運用形態に応じた最適な虹彩認証環境を構築できます。
導入のご相談・デモのご希望など、お気軽にお問い合わせください。
製造元:CMI TECH
https://cmi-tech.com/
当社は、日本国を販売先として契約締結されたCMI TECHの正規販売店です。
各商品名は、各社の商標、登録商標であり、当社は説明を目的として使用をしています。